hariyama productionsとの出会い。軽量がもたらしてくれるもの。
約10年近く前に雑誌の端に写真のHariyama prodctionsの「front porch」が掲載されていたのを見かけたのが最初の出会いです。
大好きでいろんなところに連れていき、すっかりボロボロになってしまいました。
当時、洋服屋に勤め始めたばかり。周りは服やカルチャーに詳しい人が多く、調べては教えてもらうのを繰り返していく、知識が増えていく毎日。恥もかきながらも、楽しくて仕方なかった大事にな日々です。(今も大して変わらないですが、、。)
生地にも興味が湧いて、昔のことを調べて掘っていた当時の僕には薄くて軽い、透明な生地”キューベン”が近未来的なワクワク感が押し寄せてくる存在でした。
キラキラな高揚感のまま、Hariyama prodctionsのオンラインで購入したのを思い出します。
見たことのない生地とあるようで意外とないポーチのデザイン。
毎日、毎日使ってはいろんなところに持っていきました。
当時はMYOGをまだ知らなくて、自分自身も小さな頃に山を登ったきりで今のように過ごしていませんでした。洋服やブランド、販売などお店のことでいっぱいいっぱいな日々でした。
他のポーチを使うことも増え、すごく気に入っていた「front porch」も一時は使わなくなり大事にしまうことに。
アウトドアウェアをずっと好きでいる中で、街だけでなくしっかり山に行こうと思い始めたのはHariyamaを知ってから5・6年経った頃でした。
体力がない僕は軽量ハイキングという手法を選択するようになります。荷物を減らし、1つの道具に2.3役与えて、グラムカットに勤しむ。軽い素材を調べていくうちに、キューベン素材に行き着いた時にHariyamaの「front porch」に再び戻ってきました。
そこからさまざまな山行にも持っていくようになり、1番の思い出は折立から薬師沢→雲の平→三俣→新穂高の縦走コースを一緒に歩いたことです。その山行では綿のシャツとショーツといった洋服を持っていき数泊を試みていた頃で、軽量の恩恵は自分らしくあれることにつながることを確信したのを思い出します。
前置きがかなり長くなりましたが。
そんな個人的に思い出深い「Hariyama productions」。全国的にも見れる店舗がかなり少ない中でご縁ありお取り扱いをさせていただいています。
デザイナーの三浦さんがブランドを立ち上げたのは最近ではなく、日本のガレージブランドの黎明期からです。(大体2008.9年頃)三浦さんのモノ作りは、ご自身の日常や山行での経験が根源にあります。なので以前から作っているモデルも常にアップデートし続けておられ、生地を載せ替えてみたりと試行錯誤を繰り返します。自ら生み出したモノに向き合い続け「創ること」没頭されているようなイメージを僕は持っています。そんなアイテムへの愛は運営されているオンラインサイトからも感じ取れます。(読んでいてにっこりすることもあったり)
三浦さんはオンラインサイトに載っているアイテム以外のデザインを作られていますが、お目にかかれないこともしばしば。
ご友人の方々やお子様、近しい方のために創作しモノ作りをされるローカルなスタイル。
自身や友人(クライミング仲間)のためにピトンを作り始め、山を、自然を想い「クリーンクライミング」を掲げやがてピトンは作らなくなる。ただそのピトンは「友情の証」、「幸運のお守り」として古くなったものを互いで持ち合うハートウィーミングなエピソードにまで発展した局地的なつながりを大事にしているPatagoniaを連想します。
ウルトラライトならではの削ぎ落とされたクラシックなデザインや目を惹く配色、ユニークなデザイン。どれもが身をもった経験を具現化し、人を想い自身の手で作られたアイテムは細部に心配りを感じられます。さまざまなシーンで使いやすく、どのアイテムもおすすめです。
三浦さんのことは最近だと、去年発売された「TRAILHEAD ウルトラギアカタログ①」にインタビューが掲載されています。(お店にも置いてありますので、良かったら声かけてください!)
もちろん生地にも詳しく方で、相談に乗ってもらいながらHariyama productions定番の「sanpo pack plus」を「ULTRA」という生地で準備していただいたりと。
まだ紹介しきれないまま品切れてしまったモデルや色もありますが、ぜひ店頭で手に取ってもらえると嬉しいです。









