4c studiosのクライミングパンツについて


 



4c studiosは関東を中心に年に数回程度、オリジナルのクライミングパンツのオーダー会を開催しています。オーダー会で受けた分だけ製作するという、かなりミニマムな展開のブランドです。
この度、ご縁があって当店ではいくつかあるモデルの中から2型に絞り、日常に溶け込みかつ機能的な生地を選んで、ご準備させていただきました。




4c studios
Type-1 okayama fadeless denim
size : 2 , 3 , 4 , 5
color : Indigo
¥28,600-
(着用スタッフ / size : 2 )

あらゆるクライミングスタイルやムーブに対して、その機能性をそのままデザインへと落とし込んだオールラウンドモデル”Type-1”。尾骨からスーッと裾まで一本の線が通るような美しいシルエット、腰回りにはフィット感をもたらします。余白は必要な分だけ設け、絞らずに膝周りから裾へゆとりを加えたワイドストレートシルエットになっています。裾のロールアップもし易い様に、太めの折り返しになっています。



4c studios
Type-4 okayama fadeless denim
size : 2 , 3
color : Indigo
¥27,500-
(着用スタッフ / size : 2 )

「女性の為のデザインとシルエット。」を下に、ニュースタンダードなクライミングパンツ4c studiosの”Type-4”。骨盤の広さに合わせた、やや丸みを帯びた腰回り。広く作られできた余白は膝のゆとりを作り、足元にかけては緩やかにテーパードがかかっています。綺麗さをそのままに、すっきりした細めの折り返しになっています。










4c studiosのクライミングパンツ、1番の特徴は製作過程にあります。予め開脚した状態の人の体に布を当て、必要な分量の布と運動性のゆとり、筋肉や関節の動きを妨げない場所にシームをあしらい、パンツのカタチへと作り上げられています。

平面製図では困難な、身体に沿ったデザインの表現に優れている”立体裁断”を採用しています。

この製法にすることでクライミングのムーブなどに合わせて、綿密に練られ”意図したシルエット”を生み出しています。従来のクライミングパンツに比べて生地パーツが少なくても機能性を十分に担保しています。



生地パーツが少ないというのは、通常のクライミングパンツにはガゼットクロッチ(お股の菱形の生地)が含まれています。前後左右に1枚枚づつの計4枚、そこにガゼットクロッチが入り5枚になります。

これはグラミチの創始者はアメリカのロッククライマーであるマイク・グラハムが自身がクライミングにのめり込み、本当に必要だと思うウェアを作る中で生み出されました。当時(1982年)股下に180度開脚できるための生地を余分に設けるというアイデアは画期的でした。その後は様々なシーンでも活用されるようになり、今あるハイキング用のパンツの多くに採用されています。







すでにデザインとして確立され、多くの方々から慣れ親したしまれている5Poket Pants(デニムパンツ)とクライミングパンツ。

双方をユニークな独自の目線と確かな技術やデザイン力で”1つ”にしています。


4c studiosのクライミングパンツはアクティブかつ大胆なムーブに対応するため、立体裁断という製法を選択したことで、動きやすさだけでなく通常のデニムパンツやクライミングパンツよりも見た目的に美しいシルエットも兼ね備えています。


双方は元々、圧倒的な道具であった過去を持っています。永年を経て、多くの方が愛し、ファッションの舞台にいる。きっとデザイナー自身も魅了された一人だと。

そんな4c studiosのパンツにはオリジナルなモノに対する敬意を感じられるように思えます







特有の股下のゆとりはない作りになっているのが特徴です。クライミングパンツ特有のお尻がポコンとなりません。(余白がある故に、股上が深い。)
尾骨からの裾にかけてスーッと一本の綺麗なライン、とても綺麗に感じます。どの角度から見ても端正な見た目、洋服によく合うように思います。

トラディショナルなモノとの着合わせでも崩しすぎないのも個人的にはおすすめなポイントです。

もちろんしっかりしたアウトドアウェアにも合いますし、幅広いアイテムと楽しむことができます。





また、採用されているOkayama Fadeless Denimの特徴とはタテ糸にポリエステル、ヨコ糸にコットンを使用して綾織で作られ、インディゴ染めされています。名前の通り、岡山で作られているデニム生地です。

素材の割合はポリエステル63%、コットン37%。ポリエステルが半分以上入っており、薄手ですがハリのあるしっかりした生地感、履き心地は見た目以上に軽いです。
その上、シワになりにくく乾きやすいという特徴を持っています。ストレッチは効かないので、経年変化による型崩れが起きにくいです。

ポリエステル糸をムラ糸を使い、ほどよい柔らかさがある風合いで最初から履きやすいです。

時間をかけて履き込むほどにもっと柔らかくなるのも嬉しいポイントです。




そして「Fadeless Denim=色褪せないデニム」。
なので、通常のデニムに比べ色落ちや縮みも起きずらいので、元のインディゴカラーを長く楽しむ事ができ、洗濯による色移りや縮む心配もありません。

デニムパンツって季節に関係なく通年履くことができる部分が良いところだと思っており素材にスポットライトを当ててみるとより、親しみやすさが出てくるように感じます。日々の暮らしだけでなくハイキングや縦走登山といったアクティブなシーンでも活躍するデニム生地になっていると思います。







ただ、最初はこの端正なシルエットで本当に動きやすいのか本当に疑問でした。

「よかったら、山小屋での仕事に持って行ってみませんか?」

そんなデザイナーさんのご好意で、小屋での生活や仕事、休みの日に登山などさまざまなシーンで試すことができました。どんなシーンでもストレスなく動くことができることに本当に驚きました。
そして気になる乾き具合の部分も気温が下がる時期でも比較的早いことを知り、より一層使い勝手の良さを実感しました。


デニムパンツに近しいディティールでありながら、人間工学に基づきクライミング目的でデザインされた4c studiosのパンツ。加えて、軽量でありながら耐久性と速乾性も持ち合わせる機能的なデニム生地の組み合わせ。

日常だけでなく、登山などの外遊びで履いてもらいたいです。

いろんな場所に連れて行って、さまざまな思い出がこのパンツに染み込んでいくと嬉しいなと思います。

ぜひ、この機会にお試しください。